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50.チーム4の覇権


「美奈!そんなトコにいたの?探したよ~。」
「晴香?どうしたの?そんな血相を変えて…」
「あのね…優子さんがね。私たち二人をチームに入れてくれるって。
だから…行こ?優子さん、待ってるから。ね。」
「ホントに?私と晴香…二人を?」
「うん。だから…はやく行こう!」
大場に背を向けて駆け出そうとした時、島田のスマホのアラームが鳴った。

【大場美奈さんからバトルの申込がありました。
下位者からの申込なのでバトルが確定します】

「美奈…なんで?どうして…?」
島田の顔に困惑の表情が浮かぶ。
「やっぱり、私の方が下だったんだね。」
大場が薄笑いを浮かべる。

「どうして?どうして…私たちが戦わなきゃいけないの?」
「晴香…アンタが悪いんだよ。大体、あの時大人しく落ちてれば…
こんなトコに来る事もなかったのに。せっかく…せっかく上手く騙したのに。」
「あの時って…騙したって…?」

「まだわからないの?あのね…私にとって一番邪魔なのは、晴香…アンタなんだ。
私はもう正統派アイドルなんて目指せない。あんな事があったからね。
なら、どうすれば私が生き残っていけるか…
逆境に打ち勝ってチームの為に奮闘する…そんなキャラしかないじゃない?
同じキャラはふたりいらない…私が生き残っていくって事はアンタが居なくなる…それが必要なんだよ。」

「そんな事ない!だって美奈なら。アンタならまだ幾らでも…」
「そんな綺麗事は言ってられないんだ。晴香…アンタにわかる?
一寸先も見えない中、外にも出れず部屋で悶々とする毎日がどんなに辛いか。
今の方がよっぽどマシ。勝てば…勝てさえすればいいんだから。どんな手を使っても。」
島田と大場が正面から向き合った。



「どこ行ってはるんですやろ?」
「早く戻って来ないかなぁ。私、お腹すいてきちゃいました。」
「あや~。北原さん、お腹空いたら不機嫌にならはるから。」
「ははは。もうちょっと待とうよ。」
大島が青い空に向かって大きく背伸びをした。

「ぐっ…が…っ…」
急に胸を押さえて苦しみ始める。
「優子さ…うっ…う…」
北原と横山も胸を押さえて地面に倒れ込む。
「ま…まさか…晴…香…が」



大場は暗い表情で足元に倒れた島田を見つめていた。
晴香…私は謝らないよ。生き残った方が棘の道なのかもしれないから…

「お迎えにあがりました。」
ヘルメットを小脇に抱えた宮崎美穂が大場に声をかけた。


ここまでの勝ち抜け(3名)
小森美果、菊地あやか、大場美奈

脱落者(12名)
前田敦子、秋元才加、石田晴香、高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみ
倉持明日香、高城亜樹、大島優子、北原里英、横山由依、島田晴香


残り24名

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