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31.サヴァイヴァル


「みなさん、はじめまして。私はジャック。私の姿を見ているという事は、
みなさんの何人かが無事でいるという事です。実に喜ばしい事です。
お会いできて光栄です。さて…これを見ているのが何日目かは分かりませんが、
恐らく皆さんは慣れないサヴァイヴァル生活で相当消耗している事と思います。」

ジャックと名乗った男は、サイヴァイヴァルという単語を正確な発音で喋った。
どことなく機械が喋ってるような印象を与える男だ。

「さて、お待たせしました。私のこの姿を見たところから、新しいゲームがスタートします。
まずは、ソーラーパネルのコネクトにスマホを接続して充電を行ってください。
昼間であれば約1時間でフルチャージが出来ます。
チャージが終わったら全員が同時に電源を入れてください。その先はスマホから指示が出ます。
なお、その時点で電源を入れれなかった方はゲームへの参加意思がないものといたします。
それでは後ほど…」

「どういう事?ゲームって…しゃわこ…どう思う?」
大島の言葉にPCを操作していた秦が静かに振り向いた。

「どうやら、私たちは遭難したわけではなかったようです…」
「ってどういう意味?………まさか…」
大島の顔が徐々に赤くなっていく。怒りに身体が震えだした。

「そう…全部仕組まれていたんです。私たちは彼らの言うゲームに参加させられる

為にここに送り込まれたんです。」

「なんの為に?まさか、またあのカウンターでどうこうって…あの?」
秋元才加が拳を震わせて言う。

「おっしゃる通りです。ただ…何のために、こんな事をするのか…それはすみません…
私もわかりません。ただ一つ言えるのは…」
「言えるのは…?」
高橋が秦の顔を覗き込む。

「これを仕掛けた人間には…狂気が…いえ…人ではありません。悪魔の所業にしか思えません。そして…」

「私たちにそれから逃げる術は…ない?」
高橋の問いに秦は黙って頷いた。

32.ゲーム再開 | Home | 30.現れた4人とキャリアケースの中身

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