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「まぁ、しっかり刑期を務めてこい。2度目だし、相手がクスリをやってたって言っても、一人殺してるんだ。
5年や6年じゃきかんだろうけどな。ま、お前が出てくるころまでには、この国のてっぺんにでも立っておいてやるよ。」

佐藤さん、アンタどんだけなんだよ?まったく。
でも、ありがとう。きっと佐藤さんならこの国のいい親分になれると思うよ。

「それから…秋元さんや、戸賀崎さん、メンバーのみんなにも話はしておいたよ。
戸賀崎さんからの伝言も預かってる。」
「馬鹿野郎…じゃないですか?」
「よくわかったな。」
「なんとなく。」

「それから…美咲ちゃんだが…。すまない。彼女だけはどうしても話を聞いてくれなかった。」
「仕方ないですよ。僕も、許されようなんて思ってませんし。」
「でもな。さっしーがな…私が話すからって言ってくれてな。
時間はかかるかもしれないけど、ずっと頑張るからって。
お前のこと、恩人って言ってたな。」
「そうですか。そう言ってもらえたら、ちょっとだけ救われますよ。」

僕はさっしーの顔を思い浮かべた。オロオロしてるとこしか思い浮かばないや。
わさみんは…
僕は、わさみんの姿を思い浮かべようとしてやめた。
いつか、顔も思い出せなくなっちゃうんだろうか…

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