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「戻ってたとは聞いてたけどな。しかし、遠藤はあいつ等の…
シロウト一人でやってたにしちゃ、手が込みいってたように気はしたけどな…」

僕は佐藤さんに会いに来ていた。
こんな相談を出来る相手なんて、佐藤さんしかいない。
いや、相談出来る相手がいるだけ僕は恵まれてるんだろう。

「やっぱり、僕を…って事は。」
「そうだな。明らかにお前のルートを使ってAKBから毟り取ってやろうって魂胆だろうな。
そのうち脅しやらすかしやら…動いてくるだろうな。」
「因果報酬って事ですか…」
「そこまで自分を責めるなよ。」
「いや…今までがおかしかったんです。僕なんかが日向の道を歩くなんて…
やっぱりそんな事は、許されちゃいけないんですよ。」

「お前が今やらなきゃいけない事は、ここでそんな愚痴を言う事なのか?」

分かってる。そうじゃない。今、僕に出来る事を考えなくちゃ。
もちろん、彼女達に何の危害も及ばない方法を。

やっぱり、栗を拾いにいかないとな。
激しい炎の中に置かれたものと分かっていても。

「佐藤さん。」
「なんだ?」
「B公演、どうでした?」
「おう、最高だったよ。手伸ばしたら届きそうな所にゆきりんがいるなんてな。」
「そうですか。次はちゃんと抽選に申し込んで当ててくださいよ。」
「わかってるよ。」


「行くのか?」
「ええ。」
「どうやってケリをつけるつもりだ?」
「一番上まで行きますよ。竜也さんを止めれる人のトコまでね。」
「話して分かる相手じゃないぞ?」
「わかってますよ。その時は…」

「おい、死ぬなよ。死ぬのだけはダメだ。後は何やってもいいからさ。」

佐藤さん、ありがとう。
僕は言葉にせずに笑った。

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