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「すみません…多分、そっち系の人だと思うんですが…偉い人出せって。
対応をお願いしてもよろしいでしょうか?」
僕はオフィスで受付からかかってきた電話を受けた。
良くある事だ。たちの悪い相手の時は僕が対応する事になっている。
僕は、そういう時に使っている隠しカメラが備え付けられた応接に通すよう指示をして、上着を着た。

こういう相手と接するときは、冷静になる事が一番だ。
決して弱気な対応はしてはいけないが熱くなってもいけない。
幸い、こういう種類の人たちへの免疫が僕にはあった。
というより、自分がそういう類の人間だったわけだが…

「失礼します。」
部屋に入った。相手は一人だ。珍しいな。大体2人以上で来るのが普通なのに。

「おお、久しぶりだな。」

「…た…竜也さん?」

目の前にいたのは、藤原竜也さんだ。
かつて、兄弟の杯を交わした、実の兄弟以上…兄と慕った竜也さんじゃないか…

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