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参ったな…何から話せばいいんだろ?
わさみん…お願いだから泣かないでよ。
っていうか、泣かせたのは僕か。

あのね…あの日行けなかったのはね…

「もう、どこにも行かない?」
「え?」
「もう、私に黙ってどっか行っちゃったりしませんか?」
わさみんが顔を上げた。

ダメだ…
僕は最低だ。こんなイイ子を泣かせてしまった。
ごめんね。わさみん、もう二度と黙って消えたりしない。

僕は心に誓った。
それをどう口にすればいいのか、どうしても分からなくて頷くしか出来なかったけど。

「ちょっと押さないでよ。」
「仕方ないじゃん。狭いんだから」
「ダメだって。ばれちゃうよ。」
「だったら、そっちずれればいいじゃん。」
「そしたら見えなくなっちゃうし…あ。」

どんがらがっしゃーーーん。

あの…?さっしーにとも~み、はるきゃん…麻里子さままで…
何やってるんすか?そんなところで。
盗み聞きなんて趣味悪いっすよ。

「あ…あのね。ほら。その…」
「そうそう。私たち、お礼しなきゃって。ね?」
「そう!麻里子さんの言う通り。そうだ。みんなでカラオケ行きましょうよ!」
「お~さっしー、ナイスアイディア。行こう行こう。ほら、わさみんも。」

「はい。行きましょう!」
え?カラオケ?参ったなぁ。
でも、まあいいか。わさみん、笑ってくれたし。

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