スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

11


「はじめまして!」
「あ~わさみん、やっと会えたね~。はじめまして。」
「ホントですね。会いたかったです~。」
「うん、僕も。いつも応援してるよ。歌上手いね。」
「わー嬉しいな。歌の事褒めてもらえるのって、一番嬉しい。
「だって、本当に上手だと思うからさ。」

なんかすっごいいい気分だ。ここは天国なのか?
そんな訳ないよな。あんだけ悪事をはたらいた僕が天国なんかに行ける訳がない。
じゃ、夢だ。目の前にわさみんの顔がある。
しかし、僕も案外メルヘンチックだったんだな。アイドルの顔なんて思い浮かべるなんて。
それに、これじゃ妄想ヲタじゃん、参ったな。
ん?でも、なんだ?夢にしちゃ、腹が痛いぞ。…あいたたた…

「気がつきました…?良かったぁ。」
「え?」
夢じゃなかった。目の前にわさみんの顔がある。
僕は慌てて飛び起きようとした。でも、身体が言う事をきかない。
「ダメですよ。大けがしてるんですから。」
わさみんが僕の手を握っていた。

なんだ?握手会ってこんなオプションまであるのか?
目を丸くした僕を見てわさみんが優しく笑いかけてくれてる。

夢でも何でもいい。
ドッキリ?それでもいいや。頼む、時間よ止まってくれ。

「先生呼んできますね。」
いや、わさみん…医者はいいから…
もちろん、そんな事は言えなかった。

12 | Home | 10

Comment

Post comment

Secret

Page top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。