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第28節


「ぼーんっ…っと。あははは。楽しいなあ。綺麗な花火があがったね。」
宮崎が笑う。今にもそのあたりを転げまわりそうに。
「みゃお、怖いよぉ。ここまで上手くいくなんて。」
小森の笑顔はちょっと引きつっていた。
「なに?今さら、怖くなったの?大丈夫。だって、私たちは何もしてないじゃない。」
北原里英が言い、近野と石田が顔を見合わせ頷く。

「そうだよ。前田さん達の独立では上手くさっしーが動いてくれたし。さっしーは動かしやすかったよね~。でも、ヘタレにしちゃ良く頑張ったほうだよ。今動かないと独立条件が変わるなんて嘘の情報で麻里子さまをその気にさせちゃうんだから。今回の主演女優賞あげてもいいんじゃない?」
宮崎の笑いは止まらない。

「ともちんさんにけしかけたタイミングも良かったよね。まぁ、前から優子さんとはそりが合わないって思ってたから簡単に動いちゃってくれたし。」
北原も含み笑いを浮かべながら話す。

「ねぇねぇ。あの写真作ったの私だよ。褒めてくれてもいいんじゃないかなぁ?]
石田が宮崎の腕に絡みつく。
「お手柄、お手柄。はるきゃん、いい仕事したよね。」
「でも、みゃお…小森じゃないけど、ホント怖いよ。板野さんの契約情報なんてどこで掴んだの?なんか、それこそコワい人たちとつながってたりして…」
近野がちょっと及び腰になって聞く。
「そんなことないって。でも…情報が命だよ。この世界を上手く立ちまわっていくにはね。営業は外じゃなくて中に向かってするもんだって…ね。」
宮崎がふてぶてしく微笑んだ。

「お~、ごめんごめん、遅れちゃって。」
「お、今回の功労者の登場だ。」

大家志津香と中西優香が現れた。
「大丈夫だったみたいだね。にしし、ありがと。最高だったよ。」
北原が中西に声をかける。
「湯浅さんもちゅりもホント単純。もう勝ったって思いこんでるよ。
しっかし、こんなに簡単だとは思わなかったな。ちゅりにちょっとけしかけたら、自分から湯浅さんは動かすわ、大阪は巻き込みに走るわ、板野さんと接触するわで。その辺り私もさっしー並みに演技しなくちゃいけないのかな?ってリハーサルまでしてたのに。」
中西が北原と握手して笑顔を見せる。

「ねぇ。まさか、このまま名古屋に勝たせる…とか密約はなかろうね?」
大家が宮崎に聞く。
「まさか。なんでそんな事?私たちがこれからも楽~に生きて行くには、あんな熱血タイプのトコが仕切っちゃったら困っちゃうよ。だから、ウチのボスを上に登らせようとしてるんじゃない。ま、マリオネットにはなってもらうけどね。」

「で?最後の花火はどこで打ち上げるん?」
「そうだね…誰に打ちあげてもらおうかな?やっぱ、あそこで…かな?」
宮崎が不敵に微笑んだ。

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黒幕はチームB…じゃない第三と地方組!?

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2011.11.26 (Sat) | knifeedge #- | URL | Edit

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