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chapter-9

「それでは、次回シングルの選抜メンバーを発表します。名前を呼ばれた者はステージに。」
戸賀崎が劇場の観客席に並んだメンバーに向かって話し始める。
メンバーは緊張の面持ちで立っていた。

「今回の選抜は16名。立ち位置逆順に発表する。」
戸賀崎の目線が手元のプリントに落とされた。

「15番…仁藤萌乃。14番…島崎遥香。13番…平嶋夏海。12番…山本彩。11番…川栄李奈」
戸賀崎の声が徐々に小さくなっていく。どこかいつもと違う…
管理側が初めて構成する選抜の発表に戸賀崎も緊張してるのだろうか?
劇場内の空気が張り詰めていく。

「10番…小森美果。9番…松井珠理奈。8番…北原里英。7番…高橋みなみ。6番…佐藤すみれ」
名前を呼ばれたメンバーは小さく返事をして壇上へあがっていく。
呼ばれた者、呼ばれなかった者、それぞれの思いが交錯するいつものシーンだ。

「5番…多田愛佳。4番…松井玲奈。3番…藤江れいな。2番…指原莉乃。
残すはあと二人。今回のセンターは管理側が考える今後の展開を大きく示唆するものだ。
誰を中心にAKBが回っていくのか…メンバーだけでなく、日本中が注目する発表になる。

「1番…渡辺麻友。」戸賀崎の発表にその場は安堵感に似た空気に包まれる。
壇上では笑顔で顔を見合わせるメンバーもいた。
戸賀崎は視線を資料から上げずに言葉を続けた。
「最後に立ち位置0…次回シングルのセンターは…菊地あやか。」

劇場内の空気が一瞬で変わった。
時間が止まった…そう言っても良かったかもしれない。

口を開けて何が起こったかわからない様子の菊地。
「どうした?菊地。前に出ろ。」
戸賀崎の声に菊地の横に立っていた仲川遥香が背中を押す。
菊地は訳の分からないまま壇上に上がった。足元がふらつく。

「続いて、アンダーガールズ…」
戸賀崎がそっと視線を上げた。柏木は真っ青な顔をしていた。視線が宙を泳いでいる。
一体何が起こったんだ?その場にいる者全てが事態をまだ飲み込めずにいた。
もちろん、発表している戸賀崎自身もその一人であった。

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Comment

( ̄□ ̄;)!!

な、何だこの衝撃はΣ(゜□゜;)

総選挙1位を選抜から外すだと!?
秋元康よ、何もかも壊すのか…


て感じで次幕を楽しみにしてます(⌒〜⌒)



淡々とした表現だから逆に現実味があって鳥肌たちました…

2011.11.17 (Thu) | knifeedge #- | URL | Edit

いやいや。驚かされました。ゆきりんは何故外された、
センター菊地というのも何かありそうですね。

2011.11.17 (Thu) | 杉上左京 #- | URL | Edit

>>knifeedgeさん

衝撃的ですか?
今回、あんまり謎解きの楽しさがないと思うので、展開を衝撃的にしないと…
苦肉の策かもです(笑)


>>杉上さん

ありがとうございます。
さて、どう持っていきましょうか。
一番楽しんでるのって、やっぱ自分ですね。

2011.11.17 (Thu) | 四谷 #mQop/nM. | URL | Edit

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