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chapter-4

「あの…こんな広いお部屋…本当にこんなところに住んでいいんですか?」
柏木は優に20畳はあろうかというリビングで立ちすくんでいた。備え付けられた家具は一見して高級である事がわかるし、高い天井まで伸びた窓から眩いばかりの東京の夜景が一望できる。
「ああ。秋元せんせ…いや会長が用意してくださったんだ。遠慮する事はないだろう。
お前にはこれからAKBの看板として頑張ってもらわないといけないんだから。これくらいのところに住むのが当然っちゃ当然だろ。ここならセキュリティもしっかりしてそうだしな。」
戸賀崎が窓の下を覗き込みながら言う。

「まぁ、俺はこういうトコはダメだけどな。高いトコ嫌いなんだよ。」
「あれ?意外ですね。戸賀崎さんに怖いものがあるなんて。」
「俺にだって怖いものあるさ。あ、そうそう。このマンション、秋元会長のお知り合いが
多く住んでるらしい。とりあえず中で会った人に挨拶されたらきちんと返事はしといた
ほうがいいかもしれないな。」
「はい。わかりました。気をつけますね。芸能人とかも住んでるのかなぁ?
なんかドキドキしちゃう。」
「おいおい、何言ってるんだよ。今じゃ、お前のほうがドキドキされる対象だろうが。」
戸賀崎が笑う。
「そうなのかなぁ?いまだにそんな自覚がないんですよね。」
柏木も笑った。

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