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シーン43

シーン43   11月17日  12;34

「秋元先生、お金は言われた通りに移動しておきました。みんなは?」
「大丈夫だよ。全員戻ったから。暫くは色々と警察に聴かれるだろうが、ちゃんと
この事については何も知らないで通すよう言ってある。」
「じゃあ、後は私が自首すれば全部終わりですね。それ以上メンバーが追求される事も
ないでしょうし。お金の事は知らぬ存ぜぬで通せばいいんですよね?」
「内田…残念だがそう簡単な話ではないんだよ。実は。」
秋元がソファに座ったまま言った。

「え?どういう事ですか?」内田が首をかしげる。
「君には全部話しておこうか。実はあのお金、ちょっとした曰くつきのお金なんだ。
いや、これから曰くつきになると言ったほうがいいかな。」
秋元はソファから立ち上がり部屋を歩きながら話し始めた。

「困ってた事がずっとあってね。何しろ、ちょっとしたプリクラが流出しただけで
大騒ぎじゃないか。まぁ、話題作りの仕掛けでこちらがやったものも幾つかあるがね。
菊地の時はいいシナリオだったな。一度地に堕ちたアイドルが必死に復活に向けて
頑張る…じつにAKBらしい美しいシナリオだ。ところが、最近とにかく数が多くてね。
本来出てはいけないものまで見つかる始末だ。これはさすがにマズイ。だから私は
色んな方面に手を回して揉み消しの算段を整えるハメになった。
国家権力と裏社会の方々だよ。これがね…」

「あの…先生。おっしゃってることが良くわかりません…」
「まあ、最後まで聞きなさい。そういう裏工作はそれなりにお金が必要でね。
いや、私にとっては大した金額ではないのだが、そのお金の質というのが問題なんだ。
何しろ、私はこれまで結構真面目にビジネスをやってきた。大した節税対策もせずに
税金もちゃんと納めてきたし、裏金なんか作る事も考えなかった。だが、今回は
まともなお金で支払う訳にはいかないんだよ。だから、考えたんだ。どうしたら
表のまともなお金を裏に回せるのかって。簡単だったよ。無くなった事にすればいい。
ただね、2億以上のお金をどこかに落としました…なんて言い訳はさすがに通用
しないだろう。そこで今回君たちに活躍してもらったというわけだ。」

「先生?なんでそんな話を私に?」内田が顔をしかめる。
「うん。やはり共犯者として最後は全部を知っておいたほうが心おきなく逝けるかな、
と思ってね。」秋元がそう言うと、屈強な男が2人姿を現した。

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うっちー!!

2011.11.14 (Mon) | #- | URL | Edit

>>名無しさん

うっちー!!

2011.11.14 (Mon) | 四谷 #mQop/nM. | URL | Edit

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