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な…なに?

私は今、何を見てるの?

いつもと同じ光景。
のはずだよね?

隣を見れば、なな子がいる。
でも、確かにいつもと違う。

何が?
何が違うの?


RUN RUN RUN…
公演2曲目の疾走感あふれるナンバーだ。

走れ。私。愛のために。


確かに、今日はメンバーの気合も凄い。
本店のお膝元で、私達の凄さを見せつけちゃうぞ!
そんな気合が会場のファンにも伝わってる。
一体感が凄い。


でも…
そんなことじゃない。


「奈和…ワタシも感じるよ」
間奏のフォーメーションチェンジの時にすれ違ったまぁが、目線だけでそう言ってきた。ゆっこさんも、今日はキレが凄い。いつもの10倍くらいダンスが大きく見える。でも…それじゃない。もっと…もっと大きな何かが、今日のステージを動かしている。


RUN RUN RUNが終わった。
そのとき、気づいた。
その「何か」は私の隣から発せられていた。

熱…
触れることすら出来ない程の熱。
しかし、その熱は背筋を凍らせる程冷たい。
身を切るほどの凍気。

炎…
青白く、狭い劇場を貫く程の強さを持つ火。
渦を巻くように大きく、一点を刺すように鋭く、儚くそして絶えることの決して無い「Eternal Flame」。


これが…これが松井玲奈という存在なんだ…


玲奈さんは、間違いなくもっともっと先に進んでいたんだ。
私が「玲奈さんがいるから…」なんて愚痴を言ってる間に、この人はもっともっと先に。

違う。
この人を超えるには、この人がいなくなるのを待ってちゃダメだ。
玲奈さんより、早く走らなきゃダメなんだ。
玲奈さんより、強くならなきゃダメなんだ。


絶対に追いついてやる。
この人が、自らその足を止める前に。
前を向いて走ってるうちに。



古畑奈和が、ステージの上で大きく跳ねた。


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